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赤「あっ…」
緑・黄「どうもです…」
桃「見た事ぐらいはあるだろ?」
赤「まぁ…2人とも同じクラスだし…」
桃「緑川 研一…2年連続で学年トップの成績を残した秀才だ!!」
緑「別に大した事じゃないよ…」
桃「もう1人が黄嶋 優…ヲタク野郎だ!!」
黄「ちょっと!!紹介が雑すぎじゃないですか?」
赤「なるほど…この5人が今日の合コンのメンバーか…」
全「……」
赤「(大丈夫かよ…)」
他の連中を見て思った事があった…。
何だろう…この童貞感の高さは…。
あの女子に人気の青島でさえ童貞って事が分かったんだ…。
つか5人全員…童貞じゃねぇ~か!?
桃「その通りだ!!」
赤「えっ?」
桃「お前が思っている通りここにいる5人全員…¨童貞¨だ!!」
赤「やっぱりか…」
桃「ただし!!全員、思っている事は一緒だ!!」
全「……!!」
桃「高校卒業…いや残り1ヵ月で俺達は大人の階段を上るぞ!!」
全「おぉ!!!!」
赤「(俺は別にそこまで焦んなくていいと思うんだけど…)」
桃「正直それぞれ話した事のない奴もいるだろ…でも今日から俺達は仲間でありライバルでもある!!」
全「おぉ…」
桃「そろそろ約束の時間になるため決戦の聖地に参る…」
全「ゴクリ…」
桃「お前達!!準備は出来てるか!?」
全「準備OK!!いつでもOK!!」
桃「よ~し…高校最後に最高の思い出を作るぞ!!」
全「おぉー!!!!」
こうして俺達5人は合コン場所の某カラオケ店に向かった…。
なんとなくだが俺達の中でとても強い絆と団結力が出来た気がした…。
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