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神楽坂先生が先に教室に入って行き、HRを初めだした。
「こんな時期だが、転入生を紹介する」
教室の女子たちが、ざわめきはじめた。
「こんな時期にですか」
「どんな人かな」
「眠い」
など、さまざまな会話をしていたら、先生がめんどくさい、もう呼ぶぞと一言言って、僕を呼んだ。
おおぜいの女の子に囲まれて、女装がばれないかすっごく不安で汗がだくだくだ
「初めまして、今日からみなさんと一緒に学ぶ事になりました、山吹千夏です、よろしくお願いします」
あれ？ なんの反応もない？
「それじゃあ、あそこの空いてる席に座ってくれ」
「はい」
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