女装解禁です!

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「冬の夜は、めちゃくちゃ寒いよ・・・・」 外にいるのだからあたりまえだけどね。 これからどうしようかな…。 唯一家から持ってこれたのは携帯電話だけ、これで頼れるとしたら三人の姉さん達くらいかな。 この寒空の下で冷たくなった指でボタンをおしていく。 「・・・・・・・」 こんな遅い時間じゃしょうがないか、とりあえず今日は野宿して明日また考えよう。 そして携帯電話をポケットにしまおうとした所で、バイブ音が響いた。 「・・・・もしもしっ、 夏くん、今どこで何してるんですか? すっごく心配していたんですよっ!」 「あはは、実は家から追い出されました」 今の状況をあきら姉さんに素直に説明した。 「とりあえず私のところに来てくれませんか」
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