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俺達がいる学校は、奈良私立希望乃芽学園(こんなとこありませんw)、スポーツが有名で推薦で入って来た奴が多い、俺もその中の一人、中学の時にバスケで結構目立ったことをしてた。
高校に入ってから俺なんかより全然バスケが上手い先輩が沢山いて正直バスケをやめようかと思った時期もあった、けどまぁ現実的な事を言うと、バスケの推薦で入った俺がバスケを止められるはずがなく、中途半端な気持ちのままここまで来たってわけ。
一応レギュラーだし悠もいるから楽しいって言ったらまぁ楽しい・・・・。
でも最近この学校に入った意味が時々分からなくなる・・・・。
「桃弥、一時間目英語だよ?移動しよーぜ?」
「あ、あぁ」
「なんか最近桃弥どうした?」
「ほんま、なにを言っても上の空って感じや」
「そう?」
「おう、お前まさか・・・!!恋煩いか?!」
「んなわけあるかい!!なんで桃弥に出会いがあって俺にはないねん!そんなん不平等すぎる!!」
「違うって」
「じゃあなんなんだよ?」
「いやーなんか最近人生に疲れた」
「はぁ?」
「お前なめとるな、人生様をなめきっとる!!!」
なんなんだこいつらw
出会いなんてあるわけないだろ、ここは一応共学だけど寮も校舎も女子と男子は別れてるんだから。
女子との交流なんて、文化祭の時か国語の福迫の時だけだ、まあ福迫は女子の分類には入りにくいから基本女子との交流なんて無いに等しいだろう。
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