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「その制服、お嬢様学校のだろ？」
「はい…」
あっさり認めた。
「何で家出なんかしてんの？家庭内暴力とか？」
「いえ…」
さっきから俺ばっかり喋ってる気がする…
「あのさ、とりあえず俺に何か言いたい事あんの？ないの？あるならとりあえず部屋上がってくれない？早く着替えたいし」
はっきりしない女子高生にいら立ちを含んだ声で言う。
「あっ、あの…！」
それに慌てたように女子高生が声を上げる。
「なに？」
「…お邪魔してもいいですか？」
「いいけど」
とりあえず風呂入って着替えたい俺はあっさりと承諾してアパートに女子高生を招き入れた。
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