能あるタカは爪を砥ぐ。

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その日の仕事は割と近場で、簡単な内容だったので珍しく18時には親方の家に帰ってこれた。 「おう、トンビよ。メシ食って行くか?」 ほぼ毎日日課のように帰り際に親方にこう言われる俺。 「親方~トンビばっかりずるい!俺っちは!?」 それを聞いて隼人が親方に言う。 「ああ、いたのか(笑)」 「ひでぇ(笑)今日一日ずっと現場同じだったのに!」 「あっはっは!冗談だ。食ってくだろ?」 「あったりまえッスよ!な、トンビ?」 「いただきます!!」 お腹ぺこぺこだったので断る理由もないし、承諾する。 今日は鍋らしい。 鍋ってご飯が進むよね~!! 食事場所に行くと亜紀良さんがいた。
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