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「亜紀良さん、見てないでキープしないとなくなっちゃうよ?(笑)」
一時停止していた亜紀良さんに声をかける。
「え?ああ、そうね(笑)久しぶりにすごい食べっぷりの人見たからビックリしちゃった!」
笑顔でそう答えると、亜紀良さんも鍋の具確保に入った。
で、シメはラーメン5玉(主に隼人が食べた)で鍋終了。
隼人はその後のちょっと残った汁で奥さんに雑炊してもらって綺麗に食べきっていた…
帰りの道すがら。
「どんだけ食うんだ」
見てるだけでお腹いっぱいになりそう。
「え?食える時にくっとかねーとだろ?」
何に使ってるのか分からないけど、コイツはいつも給料日前には金欠になっている…
「無駄遣いしてんじゃねーの?」
「いや、たぶん主に食費に消えてる。自炊できないから外食多いし」
「俺だって自炊出来る方じゃないけど簡単なのから練習すればいいんじゃねーの?」
「…目玉焼きとか?」
「…うん、ソダネ」
「何でカタコト(笑)」
「俺、焼き飯くらい作れるし(笑)」
「おー、マジで?」
料理の幅は広い事はないけど。
自分で食事を作れる努力もしなきゃとは思ってる。
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