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「えー!?弁当!?ちょうど腹減ってきたし、食べようぜ!!」
かの惨劇を知らない隼人はウキウキしてる。
「あ、あのっ!料理教室にも通い始めて1ヶ月は経つので…!!」
俺の顔を見て鷹子が慌てたように言う。
「…そう」
「へー!じゃぁ期待大じゃん☆公園とか行って食えたらいいけど、俺っち今日は昨日の作業服か今着てるのしかないからここでいいよねー!!」
既にテーブルにスタンバってる隼人。
ってか、今着てるの俺の服だし。
鷹子も大きな手提げの保冷バッグから弁当箱を取り出す準備をしている。
「…茶の用意でもするわ」
一体どんなものが出来あがっているのかを見るのを先伸ばすように俺はベッドから降りた。
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