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「ぼ…僕の唇じゃなくて他の人にしたら良いんじゃないの」
「貴方の唇は柔らかく甘い味…でしたからね。もう一度味わいたくて」
もはやキス魔じゃなく変態以上に危険だ!!ここが地球だったらお前は刑務所行きだぞキス魔!?
「絶対にされたくないし!!それに誰が好き好んでキス魔にされなきゃいけないんだ!」
キス魔が僕に近付く度に僕は少しずつ後退りをしている。絶対絶命だ…。ただキス魔から距離を取りたくて僕の後ろがどうなっているのかなんてエルガが叫ぶまで気付いていなかった。
「海哩っ!!その後ろは危ないっ!」
「えっ…?うわぁぁああっ!!?」
気付いた時には既に遅し。キス魔ばかりに気を付けていた為後ろに湖があった事をすっかり忘れてたいたのだ。
「さ、寒い~っ!」
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