まさかのトリップ

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  翌朝僕は目覚まし時計が鳴っている事に気付き止めた。カーテンの隙間からは光が漏れている。 「ふぁーあ…、もう朝か…。またつまらない一日が始まる。平和な事は良い事なんだけどね」 …いつも朝は5時起き。その理由は自分の朝食作りをするためだ。こうみえて僕は料理上手。自慢とかナルシストみたいに聞こえるけど違うからね。 外見がって言う意味で。 今日の朝食は、ピザ風のパンとあっさりとした野菜スープ、それてグリーンフルーツサラダと手作りジュースだ。 家事面では女の子なんだよなぁ。いや生物学上、女なんだけどね。外見が男みたいで後はこんな喋り方だから8割の確率で僕の性別を誤解する。これは自分が悪いから仕方ないけど。 食事を終えた僕は食器を綺麗に洗った。時計を見るとちょうど6時半。残りの時間はいつも簡単な掃除をしているんだ。 部屋が綺麗になると気分もすっきりするしね。 7時になると鞄を持って玄関を開けた。誰もいないと分かっているけれど「いってきます」と伝え、玄関から出た。学校へと足を運ぶ。
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