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え…ちょ、何で突然空にいるの。いやまさか、いやそのまさかなのっ。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァ」
暗い空間から一斉に光が広がったと思ったら空からまっ逆さまに落ちてるし。凄く眩しいけどそんなの気にしてられないっ。
それに何か息が苦しいしっ…この状況って絶体絶命だよね。
「だ…誰か助けてぇぇっ」
あまりの展開に着いて行けず混乱している僕は上空で叫び助けを求めた。無理だと思ってても叫ぶ。やはり人間の本能ってものだろうか。
なんてそんな呑気な事言ってられない。下をふと見ると少しずつ風景がはっきり見えてくる。
あっ、もう死ぬのか僕…。短い人生だったな…じゃなくて。
「神の馬鹿ーっ、訳分からないまま空から落とすなぁああああ」
何だかだんだんと腹が立ってきたので悪口を言ってしまった。これは不幸と言うのか、神が悪いのか分からないけどとりあえず八つ当たり。
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