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  ライバル ―― 仲間 ―― ざわつく教室。 何枚かの紙を持って、俺たちは 顔を付き合わせていた。 『60…88…85…76…95…81…77』 「87…71…90…75…98…88…80」 『合計で…572「589」だっ』 ――…… 「やったっ!!俺の勝ちぃ~」 「あーあ。今回も隼斗の勝ちかあ」 「へっへっ~ん!やったね」 ――……う、う、う、 『嘘だろぉぉぉぉぉぉぉ!!』 「うゎ、叫ぶな。驚くだろが!」 チックチョー!! 俺はまたしても、 負けてしまったのだ。 ……アイツに。 神崎 隼斗(カンザキ ハヤト)に!
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