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オマケのオマケに
隼斗は、容姿端麗・性格も温厚で面倒見もよい。
こんな俺とも、出会ったころからずっと仲良くしてくれている。
本当に文句の付け所がない奴だ。
「腎っ!」
…なんて言ってるそばから
隼斗がやって来た。
「最後の!ナイスパス!助かった」
『…隼斗が指示くれたからな。
お前こそ、ナイスシュートじゃねぇか』
「ははっ!サンキュー」
あーあ。
俺は…うまく笑えてるだろうか。
隼斗のことは尊敬してる。
でも一緒にいると時々
どうしようもないほど、苦しい。
自分に染み付いた弱さを
嫌でも直視せざるを得ない。
隼斗の眩しさによって
俺の陰が濃くなってゆく。
そんな感じがしていた。
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