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渡貫七海、読み方としてはワタヌキ ナナミ。成績優秀で運動神経抜群、容姿端麗な女
ここまで聞けば完全無欠な理想の女子と言えるだろう
だが最高値クラスのプラス面をマイナスまで落とすのが彼女の性格、変人
“普通”は嫌だという理由だけでおかしな行動、言動を繰り返す
小学生の時には逆立ちで歩けるか流行ったがために小学校まで逆立ちで行こうとした。隣でオロオロする俺を後目に見事成功させてしまった。年頃らしくスカートを履いていたためパンツを見せびらかしながらだったがな
中学の時は自転車通学になりテンションが上がったのか昼休みに教室から出て行き六限が終わってから帰ってきた。教師の話が終わりいざ駐輪場に向かったら全生徒の自転車のサドルとハンドルが全て反対方向になっていたし…
高校も入学して最初の自己紹介の時に「ただの人間には(ry」と堂々とハ○ヒの名言を言ってのけるし…
一言で現すなら変人。二言で現すなら変人・奇人
そんな彼女は…俺の幼馴染みなんです
四月一日正城、読み方としてはワタヌキ マサキ。漢字は違うが同じ読み方の幼馴染み。珍しいだろうが嬉しくはない
勉強も普通、運動も全く出来ないわけじゃないが出来るわけでもない、容姿も普通だろう
多分大方の人は幼馴染みが美少女とかそれなんてエロゲ?と聞いてくるだろう
だが俺はそれに対して声を大にして告げたい
「正城」
「あブシュぐああああああああああああ!!」
「私の髪の毛を引っ張った罰よ、みかんの皮の液体は効くらしいからね」
ところがどっこいこれが現実だと
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