それじゃあまたな、――――。のようです(´<_` )

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四限目終了の鐘が鳴り、挨拶もそこそこにガタガタと生徒たちが机を移動させ始める。 それは、ブーンとツンも例外ではなかった。 ( ^ω^)「弟者ー、今日は一緒に弁当食べるかお?」 (´<_` )「んー、ワリィな。今日も別で食わせてもらうよ」 ξ゚⊿゚)ξ「アンタ最近ずっとそれよね。そんなに私たちと食べるのがイヤなの?」 (´<_`;)「いや、別にそういう訳じゃねぇんだけど……」 ちょっと、な。 そう言って、弟者は教室からそそくさと出ていってしまった。 ξ゚⊿゚)ξ「はぁ、まったく。……こっちが心配してんのも知らずに弟者は!!」 ( ^ω^)「うーん……。いつもの弟者なら僕らが心配してるのに気付くから、多分気付いてないフリしてるか……」 そこで一旦切り、ブーンは少し赤くなりながらも続ける。 (*^ω^)「僕らに気を使ってるか、だおね」 ξ*゚⊿゚)ξ「……うっさいわよ」 ブーンの言葉に、ツンもうっすらと頬を染める。 そんな二人を囃すクラスメートたちの野次は、彼らには聞こえていなかった。
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