運命

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『痛い!あいつはまだ人間なんだぞ!なんで人間が神にダメージを与える事が出来る?今までこんな事は話しにも聞いた事が無い。あいつは、神になったらどうなっちまうんだ?これはボスの予知が本当だったって事か!早く神になってもらってボスのとこに連れていかないとな。フフフフ…アハハハ…ワッハッハッハッー!』 大丈夫かコイツ? 殴ったら、斜め上空を見上げたままで、何やらブツブツ言ってるから殴り返されると思ったら、急に笑い始めやがった…。 [効いたぜ~。中々いいもん持ってんじゃねぇか。] なんかダサイよお前…。 悪党のセリフだぜそれ…。 [そう?なんか盛り上がるかと思って。まぁ隠してもどっちみち知る事になるんだし。お前が思ってる通りだよ。俺達神は、天界を護る為戦っている。天界だけではなく、今いるこの世界にも危険がおよんでいる。] この世界にも? 頼むから、ちゃんと説明してくれ! 俺は神になって何と戦うんだ? [冥界の軍勢が近々天界を襲う。ボスの予知だから間違いは無いだろう。天界に張られている結界が、後1年で消滅する。また結界を張るには、後継者に託すか、1万年待つかのどっちかしか無い。] 1万年?
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