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ギ「すっと音も無く現れたのは瀟洒な執事のアーヤ。
お嬢様の専属執事兼ボディーガード兼義兄ね。」
メ「あらアーヤお兄様。どうしましたの?」
アーヤ「・・・お嬢様。私は今職務中ですので、あまり気軽に呼ばれてしまいますと
下のものに示しがつきません。」
メ「いいじゃない。別に。
アーヤお兄様は、執事長でしかも部下から信頼もされているじゃないですか。
それにここは私のプライベートルームですもの。
このぐらい平気よ。」
アーヤ「しかし・・・はぁ。
メアリーには敵わないな。」
メ「でしょw」
アーヤ「ホント小さい頃から生意気で、ね。
ところで本題だが今度の日曜日・・・明日、会社主催のパーティに
参加して欲しいと旦那様から言われてきたんだが。」
メ「げ。」
アーヤ「メアリー」
メ「ごめんなさい。いくらなんでも、少し品がありませんでしたわ。
なんのパーティかしら?」
アーヤ「ウチのジュエリー部門らしいぞ。
なんでもテレビ各社とマスコミ各社を集めて宝石を着けた美女を映すらしい。」
メ「私も宝石つけるの?」
アーヤ「そうらしいな。一応モデル・アイドル・女優と有名どころも呼ぶらしいがな。」
メ「じゃあ、ぱっと行ってさっと帰りましょ。
お父様の顔に泥は塗れませんものね。」
アーヤ「最後まで。と言わない辺りがお前らしいよ。」
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