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ギ「・・・そしてしばらくして、スタッフが呼んだ救急車と警察が来るわ。
PC達は、事情聴取を受けた後にやっと開放されたわ。
お嬢様とアーヤは自宅に戻り、蘭は今日あった出来事を話すわ。
そして翌日。
事務所でイヴは、というかイヴの所属しているプロダクションのアイドル達は
全員が社長室に呼ばれるわね。」
社長「えー・・・皆。
もう朝の報道で知っているものがいるかもしれないが、
・・・典階君があるイベントに出ていてね。
そこで彼女は倒れて、そのまま亡くなってしまったらしい。
この事務所は、しばらく一時活動停止だ。
みんなすまない。
・・・このままこの事務所でアイドル稼業は出来ないと思ってくれ。」
ギ「一時停止とは言うものの事実上の倒産ね。
アイドルの突然の様変わり。不審死。
事務所でヤバイことやってるんじゃないかと噂されてにっちもさっちも
いかないようね。」
イ「先輩・・・。」
社長「みんな。ここの事務所もしばらく入れなくなる。
ここにある荷物は全て持ち帰ってくれ。
今日だけ。今日だけは会社に出入り自由になっているから。」
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文「なんという露骨な情報制限。」
イ「1回しかないチャンス大切にしないとね。」
ギ「イヴはどうする?手始めに何からやる?」
イ「うーん・・・
社長とPさんに話を聞きにいこうかな?
もしかしたら、会社からススメられて『先生』に会いにいったってこともあるし。」
フ「う~ん・・・それはないんじゃない?
もし会社ぐるみだったら、もっと前から変死体とかでるだろうし
それに、イヴは今アイドル修行中でしょ?もし一気にキレイになる方法があったら
修行なんていらないわけだし。」
イ「そっかぁ。
ギャリー、これって時間制限ってあるの?」
ギ「さー、どうかしら?とりあえず夕方までだと思ってね。」
イ「それじゃあ、とりあえず社長とPさんに会って、それから他のアイドルさん達にも
会おうかな。その後に先輩の知り合いとかいたら話したいかも。」
ギ「うん、いいわよー。先に社長達でいいのね。」
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