プロローグ 低魔力少年のお話

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「さて、司波様当学園の入学手続きをいたしましょう」 「当学園?」 クロードの言葉に司波には見当もつかない。 「あんたはどっかの学園関係者なのか?」 クロードはもう一度深々と一礼をして、 「はい、左様でございます。私は綾峰学園人事担当最高責任者代理を務めさせていただいております」 人事担当最高責任者代理?それってかなりのお偉いさんって事だよな。 それに綾峰って… 「あんたの言ってる綾峰学園ってのはあの綾峰学園なのか?」 俺はあえて重要な単語は伏せて聞いた。
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