プロローグ 低魔力少年のお話

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「ハァ!?テメェ舐めてんのか?」 そいつは俺の胸ぐらを掴んで言った。 「…離せよ、服が伸びんだろーが」 俺は相変わらずのローテンションで話す。 「女みてぇな事言ってんじゃねぇぞ!!」 そいつがどのタイミングかはわからないが何かしらの合図で5人程度が群がってくる。 「なんだよこの団体は?」 「みんな今からお前と遊びたいだとよぉ」 無論俺は遊びたくもなんともない。 「俺はお前達とは遊びたくないけどよぉ、いざ遊ぶんなら手加減は出来ねぇよ…」 「この人数相手に出来んのかよ?」 そいつは人数という状況に胡坐をかいて余裕を見せている。 そういう奴は俺は大嫌いだ、だからたまにはそう言った危機的な状況に合わしてやろう。
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