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「アハハッ。秋葉君、弱ーい」
憧れの砂原結衣子に笑われ、慎也はしょんぼりしながらコマを進めた。
『好きな子とキスする。(男とも可能)』
「ぐぇっ! 男とも可能だって!? 誰がするかっ!!」
「じゃあ、誰とすんだよ」
「勿論……結衣子ちゃん!」
「わ、私っ!?」
慎也に指を差され、目が点になる結衣子。
「結衣子、拒否すんなよ」
「何でよ!」
「だってー、それじゃあマスに書かれた事無視してんじゃん。慎也は命令に従ってるだけだし」
敦の説得により、結衣子は渋々慎也に近付いた。
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