3.食堂イベント♪(興味ねぇよ(幽綺))

9/10
66人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
†??side えー、こちら、1ーA委員長の親衛隊隊長。 因みに委員長に許可は取ってない。 ついでに隊員は1ーAの生徒(葉月、伊集院を除く)全員ね。 他の親衛隊は何故あんな平凡な奴を…と言うが、君等は知らないだろう。 委員長は童顔でめちゃくちゃ可愛いという事を。 問題を教えてくれる際に長い前髪の隙間からちらりと見える顔は本当に可愛くて、今ではそれ見たさにここがわからない、あれがわからないと未だに委員長に教えてもらっている奴がいる。 委員長は優しいし、真面目だし可愛いから親衛隊が出来るのは当然の事だ。 だがしかし、そんな委員長が猫を被ってたとなれば、隊員はどう思うか…。 転校生により、目の前で化けの皮を脱ぎ捨てた委員長。 そんな委員長を見ていた隊員は決して少なくなかった。 この俺も、間近で目の当たりにしたし。 今現在、龍ヶ崎委員長親衛隊は伊集院総隊長から貸し与えられた会議室で緊急会議中。 あの委員長を見てなかった隊員にも、食堂の防犯カメラの映像を見せ、これからこの親衛隊はどうするかを話し合う。 みんながみんな信じられないと言うような顔で静まり返る会議室に俺の声が響く。 「俺達は委員長を、優しくて、真面目な可愛い人だと思い、この親衛隊を作った。けれど、それは猫を被っていた委員長だったんだ」 「桂木隊長…」 「だがしかし、俺は思うんだ。俺達が今まで慕っていたあの委員長は、全てが嘘だった訳じゃないと!」 「!!」 「はいっ!俺もそう思う!」 「俺も!」 「僕も!」  
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!