3.食堂イベント♪(興味ねぇよ(幽綺))

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  青い顔して何度も頷く転校生。 「あー…ユッキーってキレた時だけ声低くなるからなぁ…」 「…可哀想に」 「…委員長の背中に物凄い顔した般若が見える…」ガタガタガタ 後ろが何か言ってるが今はどうでもいい。このクズ虫にもっと言ってやらねぇと気が済まん。 「あの、」 「あ!」 …あ゛? 「愛!?」 副会長…? 「聡次!!」 ああ、思い出した。副会長の名前。 桜城聡次だ。 「聡次!助けてくれ!」 「…君、愛に何かしたら許しませんよ?」 作り笑いを浮かべたまま俺を睨んでくる副会長。 …あぁ…胸糞悪ぃ。その笑み、前々から気に入らなかったんだ。 聡一さんには悪いけど…コイツの顔面潰して、もう二度と笑えなくしてやる。 俺が、副会長に殴りかかろうと拳を振り上げた瞬間、副会長の後ろに見覚えのある白銀が見え、俺は腕を下ろす。 「…おい、秦」 「あれ?いいの?ゆっちゃん。俺に関わって」 「もういい。どうせこんな場所で本性曝したんだ。目立たない平凡な生活なんてもう無理だろ」 「確かにね」 「チッ…あー、イライラする。聡一さんの所行く。もう今日はサボる。ロウ、賢慈、カバン頼む」 「おう。分かった」 「ユッキー行ってらっしゃーい」 二人にカバンを頼み、俺はイライラを鎮めるためまた理事長室に向かった。 …一応父さんに人間用のゴキ●ェットプロないか、ないなら作ってくれるよう頼もう。あのゴミ虫対策に。  
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