46人が本棚に入れています
本棚に追加
「さーて…どこから行こうかなー」
僕は裏の狭い路地をウロウロしていた
お土産かー…イヴちゃんって何が好きなんだろう
「お兄ちゃん」
「えっ!?」
そう呼ばれた方を見ると
汚れた服を着た女の子が座っていた
「あの…このオイルを買ってくれませんか?」
「オイル?」
僕は笑顔でその場にしゃがみこんだ
「はい、髪につけるといい香りがします
髪を綺麗にみせてくれるよ」
そういって女の子が差し出したオイルは
黄金色の液体で透明の可愛い瓶にはいっていた
最初のコメントを投稿しよう!