序章 嫌がらせのサブスナイパー

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俺は今、とあるビルの屋上にいる。 「……………よし見つけた」 俺はサブマシンガンのターゲットサイトを目標に入れて躊躇いの無く引き金を引いた。 シュタン 俺の撃った弾丸は目標に当り、 目標は………倒れずにすたすたとサブマシンガンのターゲットサイトから消えて行った。 「よし…依頼完了」 一息を付くと同時に後ろから拍手が聞こえた。 「相変わらずの命中力だよ嫌がらせのサブスナイパー」 「いい加減にその嫌がらせのサブスナイパーて言うな」 「一度も人を殺さず、撃たれた相手は声がやたら高くなったり、体が痒くなる、まさに嫌がらせのサブスナイパーじゃないか」 後ろから笑い声が聞こえたから振り返ってサブマシンガンを笑っている奴に突き付ける。 「お前にも声がやたら高くなるようにしてやるが?」 「おっとそれは勘弁なので報酬を渡して撤退しますよ」 そう言って相手はトランクを置いて去っていった。
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