序章にもならない序章

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「な、何でとまんねぇんだよぉぉぉぉぉ!俺は狩る側の人間なのに何で、何で…っ」 狩られる側にまわっているんだ。我頭がそう言おうとした刹那、 ザンッ! 我頭の体が上半身と下半身に切り裂かれた それは余りにも一瞬の出来事だった 「かぁっ!?な、何でっ…!?」 我頭の上半身が崩れ落ちる 我頭の意識は遠のいていく 薄れゆく意識の中我頭は見た。 日本刀を持った黒ずくめの少年を、そして我頭は聞いた、その少年の言の葉を 「お前は俺を怒らせた。それだけだ」 彼の名は君島一平。 どうしようもないクズのみを狩る、 暗殺者である。 「おっともうこんな時間か、明日から学校あるし、はやくかえって録画見て寝るかぁ…」 しかし、君島一平は普段は平和を満喫するただの高校生である。
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