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皆、誰しも将来の夢を持っているはず。そして、小学校低学年で自分の将来の夢について、作文を書くなり、スピーチするなりしたはず。
オレにもあった。ちなみにスピーチ。なんて言ったか?簡単さ。
『ボクの将来は、世界の王様に成ることです!』
……笑われたよ。爆笑されたよ。先生だって笑ってた。初恋の女の子だって。
でも、オレはそれくらいじゃあ、めげないよ。今だって、この夢はオレの中で、熱く眩い輝きを放っている。
夢見がち?上等!オレは諦めないぞ。夢という名の山を前にして、後ろを向いた奴らが偉そうなことを言うな!オレは登る!オレの目の前にそびえる山がエベレストより高くても、素手で登ってやる。
それがオレ、霧谷迅助の信条だ。
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