―とある確率事象―

2/3
前へ
/8ページ
次へ
???「ちぃ!」 赤い服の男はギリギリの距離で緑色の髪の男の鎖(ウロボロス)をかわした ???「ヒャハハハハ!!どうした?小犬ちゃんよぉ!!」 緑色の髪の男はそういいながら鎖を飛ばし続ける ???「テルミィィィ!!」 すでに赤い服の男には限界がきていた 鎖を弾くだけで精一杯なその体は、傷だらけで片足をついていた テルミ「…………やめだやめだ」 ???「!?」 テルミと呼ばれた男は急に攻撃を止める ???「どうし……た………俺はまだ………やれる……ぞ……」 赤い服の男は、攻撃を弾くことも出来なくなっていた テルミ「てめぇじゃ俺に一発も当てられねぇよ。それよりも……」 テルミは赤い服の男を鎖で拘束する ???「ぐっ………!?」赤い服の男には鎖を振りほどく力が残っていない ???「てめぇ……なに……しやがる…」 テルミは鎖を操り、赤い服の男を引き寄せた テルミ「ちょっと良いこと思いついたんだよ」 テルミは不気味に笑う そしてテルミは片手を挙げると目の前に黒い渦のような物が現れた ???「こいつは……!?」 テルミ「こいつはなぁ、物体を他の次元に飛ばす……空間の穴見たいなもんだ」テルミは黒い渦を指さし、そう言った テルミ「今からてめぇをあん中に捨てる」 ???「な……に……」 赤い服の男はもがくが鎖の拘束から逃れられない テルミ「まぁ、運が良ければイイトコに出られるかもなぁ……ヒャハハハハ!!」 ???「テルミィィィ!!……このクソがあぁぁぁ!!」 テルミ「じゃな、クソガキ」 赤い服の男は黒い渦に飲まれた
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加