変な手紙

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ふと、目が覚めた。 そこには、 整った顔立ち。 薄い唇。 わたしを見つめる綺麗な瞳が目の前にあった。 わたしは慌てて起き上がった。 「だ、だだだだだだ、誰!?」 「手紙届いたでしょ?今日、貴方を奪いに行きますって」 は!? じゃあ、あれイタズラじゃなかったのか!? でも、この顔には見覚えがある。 矢根崎、瑠伊... 矢根崎、瑠伊... 矢根崎..... あ。 ・ ・・・・ 「思い出した?まーちゃん」 「....思い出したよ。本当に今日来るなんてな。」 「当たり前。」 そう。 今日は、2人が結ばれる日だったんだ。 よく覚えてたね。 瑠伊。
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