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『ヌナ~』
いつもはクールでかっこいいジヨンが今日は甘えてくる。
「どうしたの?」
『甘えたい』
座ってる私にぎゅーっと抱きついてくる。
「珍しい…」
『俺だって彼女には甘えたいよ』
しゅん、とする彼を見て私も少し悲しくなった。
「ジヨン…ごめんね」
頭を優しく撫でてあげた。
『ヌナのそれ好き…』
彼は幸せそうに目を閉じて、私の膝に寝転んだ。
『ん……』
だんだん眠くなってきたのかうとうとし始めた彼。
『寝てもいい?』
「うん、いいよ」
そう言うと、私のお腹あたりにぎゅっと抱きついた。
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