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「オッパ… 遅い」
1ヶ月ぶりに会える久々のデート。
なのに、待ち合わせの時間から1時間も経ってる。
『ごめん!』
彼が汗だくになって、私の元へ走ってきた。
「遅いよ… せっかくのデートなのに」
『本当にごめん』
必死に謝ってくれる彼。
でも、何故か素直に許せない私。
「馬鹿ドンヘ」
『なっ…!オッパに馬鹿はないだろ?』
私はそっぽ向いて、オッパの顔を見ないようにした。
「オッパはウニョクさんが好きなんでしょ」
『え?』
「無理して、私と付き合ってるだけ…」
パンッて乾いた音が響いた。
私は知らないうちに頬を叩かれてたみたい。
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