23人が本棚に入れています
本棚に追加
『馬鹿なのはそっちじゃん!』
「……」
『俺は毎日お前を考えてるのに』
オッパは泣きそうな顔をして、必死に私に訴えてる。
『お前は違うの…?』
「私も……同じ」
突然私を力強く抱き締めた。
私の首もとに顔を埋めている。
『ごめん、叩いて…』
「私の方が悪いよ…ごめんなさい…」
涙目になっていると、瞼にキスをしてくれた。
『デートの続き、しよっか?』
「うん!」
自然と手を繋いだ。
そのまま静かな公園に向かった。
_
最初のコメントを投稿しよう!