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男1
「おい!聞いたか!?」
男2
「何を?」
男1
「今度新しく部隊がつくられるらしい!!なんでも各部署のエキスパートが集められ、任務にあたるそうだ。」
男2
「で?俺らには手の届かないような話だろ。どうせ俺らみたいなのは書類審査で落とされるのが関の山だ。」
男1
「それがさ書類審査なしで実技審査のみらしいんだよ。」
男3
「その話マジか!?」
男1
「あぁ!!しかも隊長が直々に審査するらしい。」
男3
「じゃあ俺らにも少なからず可能性があるってことか…」
男2
「でもその隊長って誰なんだ?」
男1
「噂じゃ史上最年少の聖麗騎士らしい。確か…ナンチャラユウジって男だったと思う。」
男2
「へぇ…なんかイカつそうだな。」
ルイスと憂慈が交渉を成立させた後日、教団内には既に話がひろまっていた。
人員の選出は条件通り憂慈が全て行う。
各部署に自ら選びに行くそうだ。
団員は全部合わせると半端ない人数になる。
それを全て自分の目で見て選ぶというのは、どう考えても不可能に思える。
が、「憂慈だったらできてしまう。」と思ってしまうから不思議である。
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