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《第一訓練場》
ここは普段『剣士(ナイト)』の称号をもつものたちが訓練に使っている場所だ。
いつもならこの時間は、剣士たちの掛け声などで賑わっているのだが、今日は違う。
だだっ広い訓練場には緊張した表情をした剣士たちがキレイに整列していた。
暫くして一人の厳つい男が前にたち、なにやら話始めた。
?
「皆はもう知っていると思うが、今日は新しく設置される騎士特殊部隊の審査を行う。
全員気を引き締めて挑むように!」
男が話終わると一人の女が前に出てきた。
憂慈である。
憂慈
「騎士特殊部隊隊長を務める榊原憂慈だ。
隊の人選は全て私がすることになっている。
周りの者たきの評価など聞くつもりはない。
全て自分の目で見て確かめ、決める。
ここにいる者で全てか?師範。」
さっき話していた男はどうやら剣士師範らしい。
師範
「はい。総勢429名です。」
憂慈
「そうか、ありがとう。
これより審査を行う。全員剣を抜き各自好きなように構えろ!!」
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