プロローグ

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私はきっとバカだ。 どんなに嫌な思いをしても どんなにひどく傷つけられても どんなにひどいことをされても どうして好きなんだろう? サイテーな男だ、ってちゃんと頭ではわかってる。 何度も自分に言い聞かせた。 嫌いになる努力もした。 でも、どうしても嫌いになれない。 許したくないサイテーな男を許してしまう。
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