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意味が分からなくて、すがるようにくっつけた体を、和成は引き剥がす。
「これ以上してたら、もうダメだ」
恵美に、というよりも、自分に言い聞かせるように言いながら、彼は乱れた恵美の服を整える。
「我慢できなくなる」
「え……」
火照ったままの頬を自分でも感じていたから。
恵美は手を添えて隠しながら言った。
「我慢……?」
「そりゃそうだろ。そんなエロい顔しやがって」
パチンと恵美の額を弾いて、彼は笑った。
「あー、もうっ。マジで無理!」
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