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「いいのっ。嬉しいもんは、嬉しいんだから!」
恵美が泣き笑いのような可笑しな顔になりながら言うと、里美はペシペシ肩を叩いた。
「ま。これで、料理の腕を磨いて下さいよっ。
それで佐藤先輩をメロメロにして……」
「で、余裕が出てきたら、私たちにも何か作ってきてねー!」
ちゃっかり彩が付け足すと、春香も、しっかりと
「あ、じゃあ……今度、恵美に手作り弁当つくってもらって、遊びに行こっか」
などと提案して、恵美を慌てさせるのだった。
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