初恋

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「みさ!!お前…。」 「あっ、匠~☆ヤッホー」 「ヤッホーじゃねぇし。 それよりお前、俺の携帯どこだ!!」 「へっ?」 私の名前は海山みさ、彼の名前は山村匠。幼なじみで、高校2年生。 「とぼけてねぇで、携帯返せ!!」 「やーだ!じゃあ、昨日の事、謝ってよ!!」 「昨日の事?」 山村は私の机に座りながら考える。 「まさか…。覚えてない?」 「んなことねぇ、今思い出してるところだっ!!」 「やっぱ覚えてないんじゃん。ってことで、携帯没収♪」 「うわぁ~!返せよぉ~。」焦りながら、私の後を走って行った。
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