8/23
前へ
/112ページ
次へ
泊まるって……泊まるってそういう事だよね!? って思ったら、やたらと顔があっつくて。 何も言えずに下を向いた。 私の顔、真っ赤なんだろうな・・・・。 「流風どうしたの? 顔が真っ赤」 横から流水に覗き込まれて、顔を隠す様にサイドの髪を弄りながらススス、と顔を逸らす。 逸らした先にはテーブルに掴まって床と平行に身を乗り出していた美夜の顔。 バッチリと目があって、今度は目だけ逸らした。 「ちょっと流風!? どうしたのよ!」 「ヤ、別に……」 また可奈の顔が至近距離で、壁側以外の3方を塞がれて何処にも逃げ場が無くなってしまった。 皆、もう先輩達とそういう関係なの? って聞きたいけど、さっきより深い墓穴を掘るのが確実で聞けないよ。 ねぇ皆、いつの間にそんな事になってたの?
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

95人が本棚に入れています
本棚に追加