5人が本棚に入れています
本棚に追加
しょーがない
「A組共、じゃあ俺と勝負して勝った方がコロシアムを使うっていうのはどうだろうか」と俺が言うと
「君は何を言ってるんだいE組がA組と戦って負けるわけないじゃないか」
「ってことは俺と勝負するんだな」
「ねっ…ねぇ、悠斗君、止めた方がいいんじゃないかな」
とても小さな声で俺を止めるのは委員長の青木さん
「ん、大丈夫だ気にすんな」と委員長に言っておく
「おい!早く上がって来いよクズ」
うるさいメガネ野郎が
俺はA組の方に向かう
「おい、悠斗本気だすなよ」冷静になったカイトが言う
「余裕だ、ゆっくり見てな」
俺は置いてある武器の中から選ぶ
テキトーに掴むと金属バットだった
…これでいいや
闘技場の上に立つと弓を持ったメガネ野郎がいた
「ほら!早くしろよE組」
「………」
「では試合始め!」
審判が言うのと同時にメガネ野郎が魔法で火球を10発ほど撃ってくる
俺は火球を軽くかわしてその中の一つをバットで打ち返した
火球は真っ直ぐメガネ野郎に向かって行ったが
土の盾を作り出して防いだ
最初のコメントを投稿しよう!