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私達は、パパと蒼空パパの言葉を聞いて、泣きだした。
「会えなくなるなんてヤだよぉ!!」
「何で、会っちゃいけないの?」
私と蒼空は、そう言って、パパと蒼空パパを追いかけた。
そんな私達を、ママと蒼空ママは、心配そうに追いかけてきた。
パパと蒼空パパを追いかけて、下に降りると、パパは、帰り支度を済ませ、靴を履いていた。
「ほら!!
愛泉、帰るぞ!!
こんな奴、二度と会うなよ!!」
パパは、私が、降りて来たのを確認すると、私の手を、グイッと引っ張った。
「やだ!!
痛い…離して、パパ!!
帰りたくない…蒼空に、会えなくなるなんてやだ!!
やだぁ…蒼空ぁぁっ!!」
私が、そう言っても、パパは、手を離してくれなくて、靴を履くしかなかった。
「パパ、離して!!
愛泉が、行っちゃう!!
二度と会っちゃいけないって…何で?
俺達、別に、悪いことしてないじゃん!!好きだからキスした…それだけだよ!!」
蒼空は、そう言って、私を追いかけようとしていたけど、蒼空パパに、腕を掴まれていた。
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