8歳のクリスマス

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私達は、パパと蒼空パパの言葉を聞いて、泣きだした。 「会えなくなるなんてヤだよぉ!!」 「何で、会っちゃいけないの?」 私と蒼空は、そう言って、パパと蒼空パパを追いかけた。 そんな私達を、ママと蒼空ママは、心配そうに追いかけてきた。 パパと蒼空パパを追いかけて、下に降りると、パパは、帰り支度を済ませ、靴を履いていた。 「ほら!! 愛泉、帰るぞ!! こんな奴、二度と会うなよ!!」 パパは、私が、降りて来たのを確認すると、私の手を、グイッと引っ張った。 「やだ!! 痛い…離して、パパ!! 帰りたくない…蒼空に、会えなくなるなんてやだ!! やだぁ…蒼空ぁぁっ!!」 私が、そう言っても、パパは、手を離してくれなくて、靴を履くしかなかった。 「パパ、離して!! 愛泉が、行っちゃう!! 二度と会っちゃいけないって…何で? 俺達、別に、悪いことしてないじゃん!!好きだからキスした…それだけだよ!!」 蒼空は、そう言って、私を追いかけようとしていたけど、蒼空パパに、腕を掴まれていた。
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