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ふと、ツリーから目を落とした時、3人いた男の子の1人と目が合った。
背が高くて、目鼻立ちのスッキリした男の子…。
目が大きくて、透き通った瞳…。
それが、蒼空だって、一目で分かった。
だって、あの頃と全然変わらない、綺麗な瞳…。
私を見つめる優しい眼差しは、蒼空に間違いなかった。
「そっ…。」
「のん…お待たせぇ…!!」
私が、蒼空に、声をかけようとした瞬間、杏と鈴が、お互いの彼氏と一緒に来て、私に、話しかけてきた。
2人の後ろには、柚月と花奏もいた。
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