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エピローグ
昭和58年初夏
某県鹿骨市の寒村雛見沢にて、鬼々淵沼より有毒性火山ガスが発生した。
このガスが発生した時間が早朝だったため、村人は起きることなく亡くなった。
この災害の唯一の生存者 竜宮礼奈。
彼女は災害当時から、長く意識が戻らなかったが、2か月後に意識が戻った。
その日、報道陣が真実を聞こうとしたが、語ることはなかった。
そして、平成16年。
彼女は心臓麻痺によって死亡。
その直前。
ナースコールにて。
「ごめんなさい。圭一君、魅ぃちゃん、ごめんなさい。」
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