プロローグ

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俺の朝は、清からに清々しく始まる。 鳥のさえずりが心地好く、朝日は暖かい陽射しを与えてくれる。 はずだった…………。 朝日が部屋に射し込み眩しさで目をさます。 (今日も朝日は、俺に暖かい陽射しを………。) ん? (暖かい?) というより………。 「あっづ!!」 最悪だ。 両手の熱さで目を覚ました。 「あづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづづ!!」 急いで洗面所へ。 水に浸すとジュ~と言う音を立てて煙が上がる。 しかし以上だ。 あっ間違えた。異常だ。 普通両手は、こんなに熱くならない。 いや、当たり前なんだが。 (一度、医者に見せるべきだろうか?)
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