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それから小一時間程度、二人は部屋の隅と隅で睨み合っていた
というよりは、青髪の男―ヨシフの方が一方的にアドルフを睨んでいた
アドルフはというとこのままでは拉致があかないとヨシフに話し合いを持ち掛けたのだが、当然拒否され、どうしようかと頭を悩ませていた
そんなときだった
膠着状態にあった二人の元へヤツが姿を現した
「へーい★お二人とも♪楽しんで…ないみたいね」
「誰だ、お前は。早くアドルフをここから追っ払ってくれ」
「私はカミサマのカミチャンよん♪それは無理なお願いだなぁ、なんたってこれから二人は」
「ここで仲良く暮らすことになってるんだから♪」
「「……はぁ…?」」
突拍子もない発言に耳を疑う二人
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