プロローグ

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「行くぜ!!!」 親父は威勢よく大声を出す。 ビャッ 「喰らえ!"虎流拳"!」 親父の拳からは水で出来た虎が出て子供に向かって走っていく。 「やっべ!くっ」 グルッ 回転を加えて上手く避けた。 「隙を見せるなって。がら空きじゃねぇかよ。」 親父はそう呟いた。 ズオっ そして親父は凄まじい速さでアイの懐に潜った。 「油断は禁物だぜ?」 「なっ!」 ゴッ! 親父の右拳がアイの顔にめり込む。 (普通に殴られ‥‥ッ!) ドゴーンッ 「かはっ」 「ふん、まだ所詮ガキか…。」
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