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『あっありがとうございます.』
びっくりしてる 私をみて
笑っていた男の名前は
健人ー22歳
『姉ちゃん高そうな財布落としちゃ駄目だよ』
馴れ馴れしく私を姉ちゃんとよぶ
なんか感じ悪こいつ
私は軽く頭を下げて
帰ろうとした
『おい姉ちゃん待てよ』
『はい?』
『財布拾ってあげたんだからさ連絡先教えて』
はーーー?
なんなのこいつ
落としたもの拾うのって
人間の常識でしょ?
なんか本当苦手
私が嫌そうにしてるのが
分かったのか健人さんは
言った
『姉ちゃん自分可愛いとおもってる?自意識過剰(笑)そうでもないよ。』
ぷっちん
『赤の他人に何でそんなことゆわれなきゃならないの?大体あなただってそこまでいい男じゃないじゃない』
『なら落としてやるよ』
『何をよ?』
『お前を落としてやる』
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