第五章

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目が覚めた時には、無憂汰はいなかった。 夢でも見てたんだろうか。 でも私の隣にシワがちゃんと残ってるし、まだ少し暖かい。 私は無憂汰がいたであろうシーツを触った。 私は、その瞬間あの事を思い出した。 無憂汰が女子生徒と抱き合ってた所を.... 私は急いで頭に浮かんでしまったソレを振り払った。 私の心の奥で何かがチクリとした。 だけど、私はその気持ちが何なのかがよくわからないから、さっきの思い出したモノと一緒に振り払った。
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