第一章

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私と同じ制服だ。しかも、その顔には見覚えがあった。私は、睨んだ。 忘れるわけがないだろう。私は頭の中で嫌いな人ランキングを作り、その第1位がバスの中にいる1人だ。 と言っても、バスはもう遅刻ギリギリだからだろうか、私と“その嫌いな人第1位”しかいなかった。
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