8.狂躁のMeteor

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“音の最終点に行き着きたいのなら デコボコの虹を駆け抜けるといい。 足跡を掻き消してく涙雨は止まず 何かがズレ始めた軋みと同時に 立体のリズムは一点の塵と化す。” 狂ったままの思考回路ぶら下げて 警鐘は知らないふりで また駆け出していく 繋いだ手 放したまま生きていけるなら 愛なんか要らない 遠くから迫ってくる高ぶった感情に 負けない 強さを “休む間も無く駆け抜けたのなら 黒と 透明な星団の遥か彼方に その音は在り そして儚く散る。 四方八方へと拡散したそのひとつを 奇跡と呼んで願いを唱えるまで 残された時間はもうない。”
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